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Dregs - Industry Standard (1982)

Artist : Dregs (Dixie Dregs)
Album : Industry Standard
Artist Memo : 現Deep PurpleのギタリストSteve Morse率いる超絶サザンジャズロックバンド。真の意味で幅広いジャンルをこなす名人揃い。
Release:1982
一言評価:このバンドの作品はどれもお勧めだが、演奏のテンションはこれが一番高い。二曲ある歌モノをどう思うかどうかは人それぞれだろうが、私は最高傑作の一枚だと考えている。Dregsのアルバムに外れは無いとしても。

より広く名前を覚えてもらうためにDixie Dregsから、the Dregsに改名してからの一作目。同バンドである。(今作の曲名でもちょっとネタにしている…自虐…?)
プロデューサーはEddie OffordSteve Morse
この頃になるとバンド活動が煮詰まっていたという話を聞いた事がある。Dregs Of The Earthの頃のような素直な明るさとはちょっと違い、ピンと張ったような緊張感がある。そしてその状況を打破しようとする意思も感じられる。凝った演奏を好む向きにはゲスト歌手を迎えた歌モノが二曲あることについて、統一感の無さを指定する人もあるとは思うが、個人的にはアルバム後半の二曲の暗さを内包した雰囲気に惹かれる。演奏は相変わらずタイトなのだが、深みというか、何とも言えない暗さが全体的に漂っている。この方向性で後一枚突き詰めていたら…と思う。歌モノの二曲も悪い出来ではない。
アルバムは、LPとCDで(というか、日本盤とそれ以外で?)曲順が違うらしい
このアルバムの時期のみの参加ではあるが、バイオリンのMark O'Connorの貢献度はどれほどのものだろう?艶やかで滑らかなプレイは中々のものだが、音楽面の主導権はSteveだからか、そこまで新しい要素や違和感は無い。録音だけでなく、ライブにも参加していたようだ。2011年にMark自身のFacebookで、この時期のRod Morgensteinと一緒に写った写真を一枚公開している。

インパクトのある一曲を選ぶのならば、オープニングのAssembly Line。切れ味鋭いソロプレイの応酬、ロックンロールとクラシック的構築美とジャズの即興プレイが見事なまでに融合した名演奏として永劫語り継がれる事と思う。
二曲目のCrank It Upは、オルガンを使ったKansasっぽい曲。声も少しSteve Walshに似ている気がする。そこで思いだすのが、KansasIn Spirit of ThingsHouse On Fireなんかは逆にDeep Purpleっぽかったという事。なんとなく繋がりがあったのかなぁ、なんて思ってしまう。
五曲目のUp In the Airは、YesのSteve Howeとのクラシックギター、デュオ演奏。イギリスのスタジオの名前があるので、Howeは音源だけを提供した模様。どういうやり取りがあったのかは詳しくは知らない。このあたりのゲスト参加について詳細をご存知の方がいたら是非共有させて頂きたい。

この後、バンドは解体し、メンバーはソロ活動へ移行する。Steveは一時的に音楽業界を引退(??)。その後自身のバンド(第一期)Steve Morse Bandを結成してしばらく活動した後、Kansasへ加入する。

★アルバムをより深く味わう為の一曲
九曲目の「Vitamin Q」。後半のSteveのギターソロがとにかく華麗で彼のベスト演奏の一つだと思う。その裏で叩きまくる等々Rodのドラムが全体的に美味しい。バンドアンサンブルの究極の姿。スローな曲ではあるけれども、ある意味Abbey Roadのような「もうこれ以上は何も出てこないけれど、全部出し切った」と言わんばかりのエンディングまで味わいつくすべし。



1. "Assembly Line"
2. "Crank It Up"
3. "Chips Ahoy"
4. "Bloodsucking Leeches"
5. "Up in the Air"
6. "Ridin' High"
7. "Where's Dixie?"
8. "Conversation Piece"
9. "Vitamin Q"

::Best Track::(例によって全曲素晴らしいですが)
#01 - Assembly Line
#09 - Vitamin Q

Steve Morse - Banjo, Guitar
T Lavitz - Keyboards, Saxophone
Rod Morgenstein - Drums
Mark O'Connor - Violin
Andy West  - Bass, Bass (Electric)

::Guest::
Alex Ligertwood - Vocals (Santana)
Steve Howe - Classical Guitar 'Up in the Air'
Patrick Simmons - Vocals (Doobie Brothers)

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[ 2011/12/04 12:05 ] M/SteveMorse | TB(0) | CM(0)

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