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Steve Morse Band - Southern Steel (1993)

Artist:Steve Morse Band
Album Title : Southern Steel
Memo:現Deep Purpleのギタリスト。唯のオールラウンダーというより、Morse節というべきものを、あらゆるジャンルに落とし込むというような独特のスタイル。私が一番尊敬するギタリストの一人でもあります。
一言評価:3ピース時期の代表作にしてギターインストの傑作。。楽曲の良さ、カッコよさは断トツ。一曲目だけでお釣りが来る。音質がDregs時代と比較してもイマイチなのが玉にキズ。
リリース:1993年


MAHAVISHNU ORCHESTRAの音楽性を受け継いだフュージョングループ、Dixie Dregsで名をあげ、解散後は、Kansasの再結成に参加。しばらくは引退して飛行機のパイロットなどをしていましたが、バンド形式でまたも音楽業界に舞い戻ってきた天才ギタリストSteve Morse。インタビューによると、二度引退していたという事ですが(このリリース前が二度目でしょうか?)、このアルバムは「今度こそ」という強い意志の感じられる快作となっております。
Steve Morse本人の詳細についてはIndexなどからの別記事を参照下さいませ。まだ全然書いていませんが…。

さて、Steve Morseといえば、基本的にどのアルバムでもバラエティ豊かなジャンルの曲を提供してくれるのですが、このアルバムは曲の良さでは随一です。一回でリスナーの心を掴むような、分かりやすい曲が揃っています。複雑な展開を練り込んでいても、メロディが親しみやすくはっきりしているので聞きやすいのですね。ギターインストにありがちな、嫌味でクドい感じは全くありません。様々なジャンルに通じているので、曲の展開の仕方が素晴らしいのです。テクニック的にみても中々充実しています。彼のアルバムではいつもの事ですが、カントリーリックを挟んだ曲、クラシカルなギターピースも披露しています。

僕がこのアルバムで好きなのは、「Steve流ジャンルミックス」が絶妙なところなのですよね。Simple SimonやSouthern Steelのような曲達、前者はヘヴィなリフからはじまりますが、メインメロディーは明るいケルティック風、ソロの展開はちょいプログレ。後者の曲は、カントリーリックはありますが、曲調は単純な2ビートにはなっていない…というような。色々なジャンルをアルバムの中に入れる人は多いですが、Steveには「形だけはオールラウンダーになるように、他のジャンルも勉強しました」というような嫌味な感じが全く無いです。これは彼の心の広さとか性格もありそうなんですけれど…(笑)。特にこのアルバムでは融合が最も上手くいっていると思います。
複雑なだけでなく、一曲目のCut To the Chaseはストレートなハードフュージョンですし、Battle Linesは、美メロに徹した曲(ギターソロのメロディも含めて即興とは思えない程、美しい!)、そして最後は静かなバッハ的クラシックピースで閉める…、このバランスですね、凄いです。
一曲目では、元Night RangerのJeff Watsonがゲスト参加して、8フィンガータッピングから、ハイテンションな早弾きも披露しています。これはかなりカッコいいです。
三曲目Vista Grandeなんかも中々に通好みの凄い演奏です。
ベース、ドラム共にこのアルバムからSteveと組むようになって、その後今に至るまでずっと続けています、このアルバムでは若いだけあってかなり溌剌としたプレイを披露しています。特にDave LaRueのカウンターポイント的なベースラインはかなり効いていますね。 

難を言えば、音質がちょっとイマイチですね。こもった音です。特にCut To the ChaseJeff Watsonとの掛け合いですが、何となく響きが似てしまっていますね。更にはミックスの時なのか?音量が曲中かなり不自然に変わるのが頂けません。ドラムサウンドもドタバタしていて、Van Romaineのキレの良さが伝わってきません。後、この時期、Steveはディレイなどを愛用していたみたいで、ちょっと古臭いエフェクトであるようにも私は思います。次作の[Coast To Coast]ではもっと現代的でクリアな音になっているので、そのあたりは残念ですね。ただ復活の時期ですので、予算的な問題はあったのかもしれません。Joe SatrianiやSteve Vaiが注目を集めた時期ですから、本盤もそこそこの売上にはなったとは思いますし、もしかしたら、それで改善されたのかもしれませんね。

何にせよ、ギターインストアルバムとして、Steve Morse入門として、美メロアルバムとして、ギターキッズ向けとして、強くオススメ出来る一枚です。


★アルバムをより深く味わう為の一曲



::Best Tracks::
#01 - Cut To The Chase
#05 - Battle Lines

::Members::
Steve Morse - Guitars
Dave LaRue - Bass Guitars
Van Romaine - Drums

Jeff Watson - Guitar On #1


Southern SteelSouthern Steel
(2011/01/31)
Steve Morse

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[ 2011/06/26 01:24 ] M/SteveMorse | TB(0) | CM(0)

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